結論を言うと、日本の企業自体が世界の中で伸びていないのに、税負担は増え、高齢化は進み、給料は上がらない構造だからです。個人にできる対策は一つで、伸びている産業に自分を乗せること。僕自身がYouTubeというメディアでそれを実践してきたので、その中身も書きます。

この記事の要約

  • 平成元年、世界の時価総額上位は日本企業が独占していた。30年後、上位に残った日本企業はトヨタくらいで、上位は米国のテック企業に入れ替わった
  • 企業が伸びない中で税負担は増え、高齢者は増え、子どもは減り、給料は伸びない。負のループが回っている
  • だから「普通に就職して普通に働く」はハードモード。頑張りの問題じゃなくて構造の問題
  • 抜け道は伸びている産業に乗ること。僕はYouTubeを選んだ
  • ただしYouTubeの広告収入は小さい。メディアは「知ってもらう装置」として使い、収益は別で作る

30年で世界の顔ぶれが入れ替わった

僕が昔から「普通に会社に勤めたら稼げない」「仕事してるんだったら辞めちゃった方がいい」と口癖のように言ってきたのは、感覚の話じゃありません。ビジネスと投資の勉強を数年してきて、データで説明できるようになったからです。

一番わかりやすいのが世界の時価総額ランキングです。平成元年、上位はNTTや日本の銀行など、日本企業がずらっと独占していました。「世界の日本」って本当に言われてたんですよ。それが平成30年にはどうなったか。上位はアップル、アマゾン、アルファベット、マイクロソフト、フェイスブック。いわゆるGAFAと呼ばれる米国企業に入れ替わって、上位に残っている日本企業はトヨタ自動車くらいです。

つまりこの30年、日本の会社は世界の成長から取り残された。あなたが就職する先は、基本的にこの「伸びていない側」なんです。

伸びない企業・増える負担・減る子ども

構造何が起きているか
企業世界の時価総額上位から日本勢がほぼ消えた
税負担法人にも個人にも重く、負担は増える方向
人口高齢者は増え続け、子どもは減り続ける
給料平均年収は伸びず、都市部では生活だけで手一杯

企業が伸びていない中で税金は上がっていく。高齢者は増えて、子どもは減っていく。お金がなくて生活が苦しいから子どもが作れない、という負のループが回ってるんですよ。誰もが知ってる大手の小売企業ですら、人員削減や経費削減を発表する時代です。日常の当たり前にあるような企業が苦戦している。

この構造の中で「就職して真面目に働けば大丈夫」というのは、僕から言わせると先が見えている話です。本人の頑張りの問題じゃない。乗っている船の問題なんですよ。

抜け道は「伸びている産業に乗る」こと

じゃあ何をすればいいのか。うまくいってる人が例外なくやってるのは、伸びている産業を使うことです。

投資で考えると分かりやすいです。伸びている産業に投資するのが重要で、仮想通貨バブルの時も、ブロックチェーンという新しい技術に世の中の期待が乗ったから一気に上がった。株でも同じで、YouTubeを持つGoogleの株価は長期で大きく伸びてきました。テレビからYouTubeへ人が移動している流れに、企業の成長が乗っているわけです。

働き方も同じ理屈です。伸びていない産業の中でポジション争いをするより、伸びている産業に自分を置く。流れが上向きの場所では、同じ努力でも返ってくるものが違います。

YouTubeの現実。広告収入ではなく「知ってもらう装置」

ここは僕の実体験を正直に書きます。僕はYouTubeで夏目五郎という名前のメディアをやっていますが、当時、広告収入は諭吉2枚分くらいでした。それだけじゃ食えません。だったら広告がない方がお客さんも見やすいなと思って、いろいろ試した末に広告は外しました。

じゃあ何で稼ぐのか。動画からLINEに登録してもらって、そこで情報や商品を提供したり、パチンコ・スロットの稼ぎ方のコンサルをしたり。つまりYouTubeは直接の収入源じゃなくて、自分を知ってもらう装置なんです。メディアで信頼を作り、収益は別の場所で立てる。これなら登録者数が莫大じゃなくても成立します。

伸びている産業に乗るというのは、YouTuberになれという意味じゃないです。伸びている場所に自分の看板を立てて、そこから自分の商売につなげる。この構造を作れるかどうかが、就職一本の人との違いになると僕は思いますね。

よくある質問

Q. 就職している人は今すぐ辞めるべきですか?
A. 順番があります。まず伸びている産業側に自分の足場を作ることです。僕もパチスロで稼ぎながらメディアを育てました。収入の芽ができる前に辞めるのは、ただのギャンブルですね。

Q. YouTubeの広告収入だけで生活できますか?
A. 僕の経験では厳しいです。当時の僕の広告収入は諭吉2枚分くらいでした。だから広告は外して、動画からLINEにつなげて情報提供やコンサルで収益を立てる形にしました。メディアは知ってもらう装置です。

Q. 「伸びている産業」はどうやって見分けますか?
A. 人とお金がどこへ移動しているかを見ます。テレビからYouTubeへ、という人の移動にGoogleの成長が乗ったのが典型です。世界の時価総額ランキングの顔ぶれは、その答え合わせになりますよ。