見直すのは技術より先に3つです。貯玉再プレイを徹底しているか、行動範囲が狭すぎないか、打ち続けられる資金があるか。僕のところに来る「勝てないです」という質問のほとんどは、台の知識じゃなくてこの土台の部分でつまずいているんですよ。

この記事の要約

  • 非等価の時代、貯玉再プレイを徹底しているかどうかで収支は大きく変わる
  • ハイエナで勝てない人の多くは、徒歩圏のホール密集地しか見ていない。移動手段を持つだけで有利になる
  • 資金が尽きて打てない期間は、期待値を積めない期間。無駄な出費を削って元手を確保する
  • ハイエナで稼げない人が高設定狙いに逃げても、まず勝てない。難易度が一段違う
  • 上達の最短ルートは、すでに結果を出している人と行動を共にすること

見直しその1: 貯玉再プレイを徹底する

まず、ゲーム数狙いで勝てないという人が最近増えた背景には、非等価地域が増えたことがあります。その中で僕が感じるのは、貯玉再プレイを徹底できている人じゃないと、かなり収支に響くということです。

現金投資で打つのと、貯玉の再プレイで打つのでは、非等価の店なら同じ台を打っても引かれる分が違います。毎日打つ人なら、この差は1ヶ月、1年と積み重なって、収支の柱が一本変わるレベルになる。台選びの精度を上げる努力より先に、まずここを埋めないと、せっかく積んだ期待値が交換のたびに漏れていくんですよ。

見直しその2: 行動範囲を広げる

ハイエナで勝てないと言っている人を色々見てきて思うのが、やっぱり行動範囲が狭いですね。具体的には、自転車・バイク・車を持っていない人が非常に多い。徒歩移動で、ホールが密集している地域しか見ていないんです。

車やバイクでしか行きにくい、街から離れた地域の店って、客層が甘くなるし、お客さんが店に入ってくる絶対数も減るんですよね。つまり、期待値のある状態で止められた台が、拾われずに残りやすい。そういう店を丸ごと回れるようになるだけで、打てる台に出会うチャンスが増えるんです。

営業の仕事で考えてみてください。歩いて営業先を回る人と、車で回る人、どっちの成績が良くなるかなんて当たり前じゃないですか。それと僕は一緒だと思います。

移動手段回れる範囲ライバル状況
徒歩・電車のみ駅前の密集地だけ同じ考えの打ち手だらけ
自転車・バイク・車あり郊外の店まで丸ごと拾い残しが多く競争が緩い

見直しその3: 打ち続けられる資金を確保する

あとは資金です。手持ちが少ない状態でハイエナをして、半日で資金が飛ぶことはあります。問題はその後で、資金がないと次の給料日まで打てなくなるわけですよ。

打てない期間というのは、期待値を積めない期間です。トータルで見れば、打てた分の期待値しか稼げていない。お金がない人はガス欠した状態になると稼げないんです。だから、常に打てるぐらいの資金は確保しておく。そのためにお金がないうちは、キャバクラ、風俗、酒、タバコ、無駄な外食、そういう出費は絶対に控えた方がいいと思います。ギャンブルできる元手がないと結局打てない、打てなければ期待値以上のものは取れない、勝てるわけがないんですよね。

ハイエナで勝てない人が高設定狙いに行っても勝てない

その上で、もう一つ言っておきたいことがあります。「ハイエナで勝てないから高設定狙いをやったけど、それでも勝てない」という人がまあまあいるんですよ。

はっきり言うと、順番が逆です。ゲーム数狙いは再現性の高い、いわば基礎です。高設定狙いはその何段も上の難易度で、レベル1のことができないのにレベル5のことをやろうとしているようなものなんですよ。ハイエナと同じ感覚で通用するものじゃない。まずは再現性の高いゲーム数狙いでしっかり結果を出せるぐらいパチスロを理解してから、踏み込むのが早いと思います。

上達の最短ルートは、できる人の隣にいること

じゃあ高設定狙いはどう学ぶのか。自己流でやっても、うまくなる可能性は非常に低いと僕は思います。

例え話をします。10年かけて秘伝のスープを完成させた料理人がいるとします。自分でゼロから再現しようとしたら、同じように何年もかかるかもしれない。でも、その人が作っているところに1日横につかせてもらって、材料、分量、煮込み時間、仕入れ先まで全部メモできたら、その日のうちに作り方はわかるわけですよ。

高設定狙いも同じです。自分で試行錯誤したら何年もかかることが、すでに結果を出している人と行動を共にすれば一気に縮む。その人がどの店に入って、どの台に座って、何を見てやめるのか。隣で見るのが一番速いんです。

「そんな人、周りにいないよ」と思うかもしれません。でもそれ、実は良いことでもあるんですよ。高設定狙いを教える学校なんてないから、参入者が増えず、競争率が上がらない。公務員みたいに予備校が整備されていたら、席の取り合いになって稼げなくなります。学びにくい構造だからこそ、習得した時の見返りが大きい。だから、ちょっとやってダメだったで諦めずに、学べる相手を探して努力する価値があるんです。

記事内Q&A

Q. 技術を磨くのと資金を貯めるの、どっちが先ですか?
A. 資金と環境が先です。貯玉再プレイの徹底、移動手段、打ち続けられる元手。この土台がないと、せっかくの技術で積んだ期待値が漏れたり、そもそも打てなかったりします。技術の差が出るのは土台が揃った後ですね。

Q. 車を買ってまでやる価値ありますか?
A. 本気で収支を伸ばしたいならあると僕は思います。徒歩圏の密集地はライバルだらけで、郊外の店には拾い残しが転がっています。営業マンが車で回るのと同じで、回れる範囲がそのまま打てる台の数になるんですよ。

Q. 教えてくれる人が見つからない場合はどうすれば?
A. まずは再現性の高いゲーム数狙いで自力の結果を作ることです。結果を出している人は、覚悟のない人に時間を使いません。自分の収支記録という実績を持って、勝っている人の輪に近づいていく。学べる場がない業界だからこそ、そこを越えた人だけが残るんです。