ホールのクセとは、設定を入れる人間の意図が生む店ごとの特徴です。設定は機械ではなく人間が決めている店がほとんどなので、データを繰り返し取れば入れ方の傾向は必ず見えてきます。

この記事の要約

  • 設定を機械でランダムに決める店は全国的に少ない。入れる人間の好みや意図が「クセ」として必ず出る
  • クセの型は、凹み台の上げ・高設定の据え置き・目立つ場所・特定末尾・ローテーションなど複数ある
  • 同じ「凹み台上げ」でも、回数で見るか差枚数で見るか、前日か3日間か1週間かで狙い方が変わる
  • プロに高設定を打たせて出玉をアピールしたい店長が実在する。リセット状況やわかりやすい履歴がそのヒントになる
  • 探し方は、ネット掲示板で「サクラがいる」と言われている店、毎回同じ顔ぶれが持っている店、前日に下見している常連がいる店

パチスロの設定は誰がどうやって決めているのか

人間です。機械でランダムに入れる店もありますが、全国的に見て少数です。だから設定の入れ方には店側の意図が組み込まれていて、それがクセになるんですよ。

なぜかというと、設定を入れる人は、その仕事に楽しみややりがいを感じている人が多いからです。「機械に任せるくらいなら自分で決めたいよ」という人が多いんですよね。人間ですから、好き嫌いも出ます。例えば角台に絶対入れない店、並びで高設定を切るのを嫌う店、自分の台の真後ろには入れない店。横の台で高設定確定演出が出た瞬間に自分の台の高設定の可能性が限りなくゼロになる店なら、データ取りでそれが分かっていればすぐやめられますよね。設定をいじっているのが人間である以上、少なからずクセはある。それを設定狙いに活かすという話です。

イベント日に打たずに様子見するのはありなのか

ありです。打たなければ100%負けることはないので、確信がないうちは高設定の場所を予想するだけでも立派な攻略です。ただし臆病すぎてもチャンスを失います。

焦りは判断力を鈍らせます。月に何十回もある特定日のうちの1回なので、「明日行かないとチャンスがなくなる」と思う必要はないんですよ。予想と答え合わせを繰り返して、シミュレートの精度が「2台に1台は高設定っぽい」というレベルまで来たら、実際に狙いに行っていい時です。

一方で、データとにらめっこし続けていると設定をつかむ機会自体を失います。低設定を打つことに怯えすぎるのも良くない考え方で、設定狙いで低設定を打ってしまっても3,000円とか4,000円くらいの損失で済むんですよね。実際に島に入って打たないと分からないことは絶対にあるので、店の状況がある程度分かってきたら実践に入って、そこで微調整を見つけていく。僕もそうやって収入を上げてきました。

高設定の入れ方にはどんなパターンがあるのか

代表的なのは凹み台の上げ、据え置き、目立つ場所、特定末尾、ローテーションの5つです。同じ上げ狙いでも、店が回数を見ているのか差枚数を見ているのかで狙う台が変わります。

パターン店の意図狙い方
凹み台の上げ負けている台に入れて上げ狙いに回してもらう回数か差枚か、前日か3日間か1週間かを検証する
高設定の据え置き出すことを前提に翌日も引っ張る前日の高設定台を把握して翌朝取る
目立つ場所角台など見える場所でアピール履歴ではなく場所に注目する
特定末尾イベントにちなんだ末尾に入れる「なのつく日」なら該当末尾を優先する
ローテーション島の全台にバランスよく回す過去に入っていない台を意識する

例えば同じ絆の島でも、3日間の差枚で一番凹んでいる台が当たりなら3日間の差枚管理の店かもしれないし、前日に一番凹んでいる台が当たりなら前日基準かもしれない。3日間で最も回っていない台が当たりなら稼働基準です。予想が1回当たっても大喜びしてはいけなくて、フェイクや誤爆の可能性もあるので、サンプルを何度も繰り返し集めることが最も大事です。データは積み重ねなんですよね。ここまでやる人がいないからこそ、めちゃくちゃ威力があるんですよ。

プロに高設定を打たせたい店長は本当にいるのか

います。プロを利用して出玉をアピールする店長は全国的に存在します。一般客は高設定でも途中で飲まれてやめてしまうので、店からすると入れた意味がなくなるからです。

プロは高設定をつかんだらなかなかやめません。僕も高設定なら少々の展開では全くへこたれないです。だからプロに1日打ち切ってもらえば「この店は設定が入るのかな」というアピールになる。高設定を無心で回している人には独特のオーラが出ますからね。

ただし「何番台が6ですよ」と直接教えたらサクラと同じで、店には営業停止や信頼を失うリスクがあります。だから店はヒントを店内に散りばめるんですよ。代表的なのはリセット状況です。普段リセットしない店が、イベント日に据え置きの中で一部の台だけリセットしていれば「リセット=高設定」という根拠になる。もう一つは、全台の中で一番回数がついていない台のような、誰が見ても目立つ履歴の台に入れるパターンです。上げ狙いが有効と言われるのは、店がそれを意図して入れていることがあるからなんですよね。

クセが露骨な店はどうやって探せばいいのか

ネット掲示板で「サクラがいる」と叩かれている店を調べること、毎回同じ顔ぶれが高設定を持っている店を探すこと、特定日の前日に下見客がいる店に行ってみることの3つです。

探し方何が分かるか
掲示板で「サクラだ」と書かれている店クセが単純でわかりやすいから毎回つかむ人がいる。実は狙い目
毎回同じ顔ぶれが持っている店プロがすごいのではなく、店がわかりやすく入れてくれている場合が多い
前日に二度目の下見をする常連がいる店下見で狙いが絞れる店だからこそ、そこまでする人がいる

「あの人はいつも出してて店長から設定を聞いてるだろ」みたいな書き込みがある店は、実際に自分が狙ってみるとすごくわかりやすく狙える状況だったりします。よく設定を持っている人はサクラではなく、クセを把握しているから持っているだけということです。前日に下見している常連が翌日高設定を持っていたら、その人を研究してください。クセと傾向が絶対に見えてきて、あなたも6をつかめる環境になります。

ホール攻略で一番大事な考え方は何か

「お店に打たせてもらっている」という意識です。僕は自分の力で設定をツモったなんて思わないようにしています。稼ぐ側の人間は、店にとって宣伝役だからです。

「クセを読んでスロットちょろいぜ」と思わないで、「お店が分かりやすく打たせてくれているんだ」という考え方の方が冷静に設定狙いができるし、勘違いして痛い目を見なくなります。クセは変化する場合もありますが、ほとんどの店はクセを作ってくれている場合が多い。多くの人はパチスロを遊びでやっていて、データ取りをここまで努力しないんですよ。だからこそ、何度も繰り返しデータを集めた人には、普通の人には見えていない世界が見えてくるんです。

よくある質問(Q&A)

Q. ホールのクセって何ですか?
A. 設定を入れる人間の意図が生む、店ごとの入れ方の特徴です。凹み台に入れる、目立つ場所に入れる、末尾で入れる、ローテーションで回すなど、店によって型があります。

Q. 設定って機械が決めてるんじゃないんですか?
A. 機械でランダムに決める店もありますが、全国的に少数です。入れる仕事にやりがいを感じて自分で決めたい人が多いので、人間の意図=クセが出ます。

Q. 凹み台の上げ狙いは本当に有効ですか?
A. 有効な店はあります。ただし店が回数で見るか差枚数で見るか、前日か3日間か1週間かで狙う台が変わるので、どの基準の店なのかをデータで検証してからです。

Q. サクラがいると言われてる店は避けるべきですか?
A. 逆にチャンスです。毎回つかんでいる人はサクラではなく、クセが単純でわかりやすい店だから取れているだけの場合が多い。掲示板でそういう書き込みを見つけたら調べる価値があります。

Q. データ取りはどれくらいやればいいですか?
A. 予想が当たっても1回では判断せず、サンプルを何度も繰り返し集めます。台番号・末尾・回数・差枚など複数の角度で検証して割合に差が出れば、それがクセです。