ハイエナの店回りで見るのは、客層・地域・データ機の性能・前日の止めゲーム数です。僕はこれを営業のように何店舗もぐるぐる回って確認しています。

この記事の要約

  • ハイエナは天井狙い・ゾーン狙い・潜伏狙いなど、期待値が確実に取れる状況だけを狙う立ち回り。オカルトではなく理論に基づいている
  • 店回りは営業と同じ。1店舗に張り付かず、何店舗も回って「打てる台がないか」を探す
  • 狙い目は、年配客が多い地域・車がないと行きにくい郊外・お客さんの少ない店・データ機の性能が悪い店
  • 下見の目的は「自分しか知らないお金になる情報」を作ること。前日の止めゲーム数と出目をメモしておく
  • 期待値プラスの台でも1回の勝負では負ける。トータルで勝つ考え方を持てるかどうかが分かれ目

パチスロのハイエナとは何か

天井狙い・ゾーン狙い・パチンコの潜伏狙いなど、期待値が確実に取れる状況を狙う立ち回りです。出玉率の高い状態だけを打って、低くなったらやめます。

要は、期待値の高い状態の台を打って、期待値が低い状態になったらやめる。「出そうな時を狙う」という考え方でも大きくは間違っていないんですけど、正確には「出る可能性の高い時」ですね。これはオカルトとかじゃなくて、しっかり理論に基づいてるんで、そこは絶対に勘違いしないでください。そして僕がハイエナを勧める理由は、日本全国どこでもできて、パチンコ・パチスロの稼ぎ方の中で低資金でできて、なおかつ即金性が高いからです。

ハイエナの店回りはどうやるのか

1店舗だけではなく、何店舗も網羅してぐるぐる回ります。イメージは営業です。いろんなパチンコ屋に入って、打てる台がないか探すという作業を繰り返します。

パチンコ屋があったら全部入るイメージです。店に入ったら、まずメイン機種の島は全台データ機を見る。当時の僕ならバジリスク絆みたいな機種ですね。スルー回数やハマりゲーム数を見て、期待値のある状態かどうかを確認していく。機種名と「天井 期待値」でスマホ検索すれば、その台にいくらの価値があるかは誰でも調べられます。迷ったら検索して、プラスなら打つ。それぐらい、ゲーム数狙い自体は簡単なんですよ。難しいのはその前段、つまり「どの店を回るか」の方です。

ハイエナしやすい店・地域の特徴は何か

年配の打ち手が多い地域、都会より田舎、駅前より郊外です。車がないと行きにくい店は若いライバルが少ないので、拾える台が残りやすくなります。

見るポイント狙い目理由
客層年配・女性が多いハイエナの知識を持つ人が少なく、台が残る
地域都会より田舎・地方若いライバルが少ない
立地駅前より郊外(車必須の店)若い人はお金がなく車を持てないので減る
客の数少ない店ほどチャンス拾われずにハマり台が残る。ただし下見が必要
規模大型チェーンより小規模店設定変更をサボる傾向があり据え置きが狙える

若い人が多い地域はハイエナがしづらいです。なぜかというと、若いお客さんはハイエナの知識があって同じ台を狙っているから。逆に、店に入った瞬間に打てる台がすぐ見つかる地域は状況が良くて稼ぎやすい地域、全然見つからない地域はハイエナ勢のレベルが高い地域だと判断しています。

お客さんがいない店は本当に狙い目なのか

狙い目です。一見出なそうに見えるガラガラの店こそ、ハイエナではチャンスです。稼働がないので店側がハマり台に気づかず、設定変更もサボりがちだからです。

ここが多くの人と僕とで見方が逆になるところです。お客さんのいない店は、その日1日で見たら打てる台は少ない。でも店側も稼働がないから毎日の設定変更が面倒でサボっていることが結構あって、ハマりが翌日以降に持ち越されるんですよ。だから3日とか4日の単位で見ると、ハマり台になっていることが多い。データ機の性能が悪いボロい店も同じで、一見デメリットに見えるんですけど、前日のゲーム数が誰にも分からないということは、下見をした自分だけがその台の本当の価値を知っている状態になる。僕にとっては非常にメリットが高いんですよね。

下見は何のためにするのか

自分しか知らないお金になる情報を得るための準備です。閉店前に各台の止めゲーム数と出目をメモしておくと、翌日、他の人が気づけない期待値の台を拾えます。

据え置きの店では、ノーボーナスで終わった台のハマりは翌日にどんどん加算されていきます。でも性能の悪いデータ機だと前日のゲーム数は表示されない。だから僕は閉店前の時間帯に店を回って、携帯のメモ帳に機種名と止めゲーム数を打ち込んでいきます。ちなみに僕がガラケーを使っているのは、画面を見なくても文字入力ができるからです。さらに出目もチェックしておく。設定変更をすると朝一のリールが「ガックン」と普通と違う動きをする機種があるので、前日と同じ出目のままなら変更を見抜ける可能性がある。この下見をやってるかやってないかで、ハイエナの収支はすごい変わります。ライバルに差をつける準備だと思ってください。

期待値のある台を打てば必ず勝てるのか

勝てません。1回の勝負では基本的に負けると思ってください。負けを含めた全部の結果をならしたものが期待値で、続けた人だけがトータルでプラスになります。

大ハマりの台を打っても、勝つこともあれば数万円負けることもある。その全部を合わせた平均が期待値です。多くの人が勝てないのは、1回とか1日の勝負で負けて「勝てないじゃん」とやめてしまうから。逆に、たまに大きく勝った日のことは「たまたま」で片付けるじゃないですか。出る方に偏ることが起きるなら、出ない方に偏ることも起きる。両方合わせて期待値なんですよ。ただし天井狙いには投資の上限が予想できるという強みがあります。天井までの残りゲーム数から最大投資額が計算できて、最悪でもそこで必ず当たる。当たりを取ったらやめる。これがハイエナの鉄則です。

この記事のデータについて

この記事は、パチプロの夏目五郎が2018年に実際に複数のホールを回りながら撮影・解説したYouTube動画の内容のみをもとに構成しています。機種ごとの天井ゲーム数や期待値の具体額は当時の状況かつ交換率で変わるため、この記事では断定を避けています。

著者情報: 夏目五郎。元パチスロライター。著書に『勝ち続ける技術 〜これからは自分で稼げる人しか生き残れない〜』(2017年・信長出版)。

よくある質問(Q&A)

Q. ハイエナって何をすることですか?
A. 天井狙い・ゾーン狙い・潜伏狙いなど、期待値が確実に取れる状況の台だけを打つ立ち回りです。オカルトではなく理論に基づいています。低資金でできて即金性が高いのが強みです。

Q. 店回りって1日に何をするんですか?
A. 営業みたいに何店舗もぐるぐる回って、打てる台がないか探します。打てる台がない店に長居せず、すぐ次の店に移動するのがコツです。

Q. お客さんの少ない店は出ないから避けるべきですよね?
A. 逆です。稼働がない店は設定変更をサボる傾向があり、ハマりが持ち越されます。3〜4日単位で見るとハマり台になっていることが多く、下見とセットならむしろ狙い目です。

Q. 下見では何を記録すればいいですか?
A. 閉店前の止めゲーム数と出目です。翌日に前日分のハマりを加算して考えられるようになり、自分しか知らない期待値の台が拾えます。

Q. 期待値プラスの台で負けました。やり方が間違っていますか?
A. 間違っていません。期待値プラスでも1回の勝負では負ける方が多いことすらあります。負けと勝ちを全部ならした平均が期待値なので、正しい台を打ち続けることだけが答えです。

動画で全編を見る: この記事の元動画:

https://www.youtube.com/watch?v=67Uc4IneOA8